2011.11.30

「The Message from Gaza ガザ、希望のメッセージ」出演:国境なき朗読者たち(京滋・大阪 市民・学生有志)2011年12月16日~17日

⇒ ガザ・アクション(京都) 2012年11月24日、26日

【日時】
(1) 2011年12月16日(金)19:00~20:30
(2) 2011年12月17日(土)14:00~15:30
(3) 2011年12月17日(土)18:30~20:00
* 開場はいずれも開演の30分前。
* 回によって開演時間が異なります。
 お間違いのなきよう、ご確認ください。
【場所】 京都市国際交流会館 特別会議室 ⇒アクセス
【料金】 前売:一般1500円、学生1200円
 当日:一般1800円、学生1500円

【予約・問合】 事前予約制となっております。
下記の連絡先に、氏名・希望の公演日時・人数をご連絡ください。
 電話 080-5314-1539(つくい)
 メール gaza.kibou[@]gmail.com
* 当日、満員の際は、入場をお断りすることもあります。
* 事前予約された方は、遅くとも開演の10分前までには
 受け付けをお済ませください。
【主催者web】 http://message-from-gaza.com


朗読劇「ガザ、希望のメッセージ」と
「国境なき朗読者たち」について

2008年から翌09年にかけてのイスラエルによるガザ攻撃を受けて書かれたこの朗読劇は、3つの異なるテクストから構成されています。いずれも、ガザから外の世界に向けて書かれた手紙という形で書かれたテクストです。

ひとつはガザのサイード・アブデルワーヘド教授が、爆撃のさなか、世界に向けて発信した一連の電子メール(『ガザ通信』青土社)、二つ目はパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーが1956年に発表した短篇「ガザからの手紙」。3つ目は、占領下のパレスチナ人の人権擁護活動のためガザに赴いた、アメリカ人女子大生、レイチェル・コリーさんがアメリカにいる家族に宛てたメールです。

本朗読劇は、2009年7月、京都AALA連帯委員会美術班主催第35回頴展で、京都大学総合人間学部「思想としてのパレスチナ」ゼミ生有志によって初演されました。同年9月、京滋市民有志による朗読集団「国境なき朗読者たち」が立ちあげられ、これまで京都、広島などで上演を重ねてまいりました。
(2009年12月には、神戸の劇団「どろ」が合田幸平演出により神戸アートビレッジで上演してくださいました)。今年5月には、日本中東学会年次大会の一般公開企画として上演され、160名が鑑賞。肉声がはらみもつ力が、多くの方に感動を与えました。

ガザ攻撃3周年のこの12月、肉声を通して語られるガザからのメッセージにぜひ、耳を澄ませてください。


「ガザ、希望のメッセージ」を観て…

「約半世紀の時間を経て、一つのテクストの中で構成されることによってガザというひとつの地域、ローカルな地域が発し続ける問題性が時間を超えて訴えかけられている。」
(太田昌国/編集者・民族問題)

「イスラエルは、「我々はこの隣人と暮らしたくないんだ」ということを隠すこともなく宣言している。この挑戦を受けているのは人類全体である。私たちもそのメッセージを向けられているし、このことをどう跳ね返すかということには、思想的そして集団的パワーが要る」
(鵜飼哲/フランス文学)

「本当の意味で「分かる」とか「理解する」ということ。体の中で声にして振るわせる、あるいはそういうことをしている人たちのところに居合わせているということが、「分かる」ということに違う次元をつけ加える」
(細見和之/詩人)

「この朗読劇の圧倒的な凄み。本来「劇」とは激しいものだ。言語としての記憶は「絶望」だったのに、再演を願うのは、「感動」を得たからだ。もしかしたら、この感動こそ「希望」なのかもしれない」
(井上由里子/文筆家・舞人)

(企画案内より)

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