2010.10.01

「赦し その遥かなる道」上映会 2010年10月16日(土)

【日時】 2010年10月16日(土)開場18:20 終了21:00
 18:30~ 映画上映
 20:30~ 感想・意見交流
【場所】 ひと・まち交流館京都 第4・第5会議室(3階)
【参加費】 500円
【主催】 ・京都にんじんの会 ・ピースムービーメント実行委員会
 ・アムネスティ京都グループ
【問合】 TEL090-2199-5208(大須賀)


『赦し ―その遥かなる道』

(2008年・韓国映画・100分)
監督 チョウ・ウクフィ
脚本 チェ・ギョン
制作 韓国SBS
ナレーション 竹下景子

【内容】
連続殺人犯によって愛する妻と母と一人息子を殺され絶望に苦しみつつ、犯人を赦す道を選択した父親。その一方で、同じ殺人犯のために3人の兄弟を次々に失い、一人残された弟は、消えやることのない憎悪を糧に、一日一日を生き延びる…。残虐な殺人事件の犠牲者にとって、「赦す」ことは本当に可能なのか? 現代社会を生きる者すべてに究極の問いを突きつける、感動のドキュメンタリー問題作。


推薦のことば

鎌田慧(ルポルタージュ作家)
自分だったらどうするだろう。胸苦しくなるほどに問い詰められる。
主人公の憎悪から赦しに向かう苦悩の道が、
他人事とは思えないほどに迫ってくる。
本当にひとはひとを許すことができるのか。家族愛について考えさせられた。

石坂啓(漫画家・作家)
この作品に登場するどのお一人と出会ったとしても、
自分にはかけることばが見つからないのではないか。
「死刑制度」から遠くに身を置こうとしている、
直視を避けようとしている自分に気づかされ、考えさせられる。

佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
人間の命は、人間の力や知恵を超えた、
何か大きなものによってつくられたのだと思う。
そのことに気づいたときに人間はほんとうに強くなる。
この映画から人間の名誉と尊厳の原点を教えられた。

森達也(映画監督・ドキュメンタリー作家)
この映画の事情や背景をそのまま日本に当てはめることは難しい。
でも(だからこそ)観ながら悶えたくなる。骨が軋む。
そして最後に思う。赦しの意味を。救いの意味を。

香山リカ(精神科医)
死刑制度について考えることは、特別なことではない。
それは、わたしたち自身の心と人生に向き合い、
日常の中の感情について考えること、
つまり人間について考えることにほかならないのだ。

(企画案内より)

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