「反戦老人クラブ・京都」の活動
反戦老人クラブ は2007年8月結成以来、京都の市民運動の中でいま一番の話題をよんでいる。クラブは「ひと・まち交流館」市民活動総合センターに団体登録して、私書箱(メールボックス)を持ち、月1回は無料で会場を借り何らかの行事を行なっている。
これまでの活動
勉強会/自分史発表/映画合評…
最初のころの取組は勉強会が中心。
テーマには、平和に関する文化作品を選んできた。これまでに、映画「実録連合赤軍」や死刑囚坂口弘氏の短歌の勉強会、また、自分史の発表や、映画「靖国」「蟹工船」の合評会などを行なってきた。
デモ・街頭アピールにも参加
2007年の「10・21反戦共同行動 in 京都」には二本の自前のクラブ旗を先頭に約20名が参加。デモでは、たびたび機動隊の不当な表現規制に抗議して、街頭の注目を浴びた。
その後のG8サミット抗議デモ(2008年)、10・19デモ(2008年)でも、周囲の人たちから「一番元気が良い」と感心されている。
後期高齢者医療制度に異議あり!
2008年9月に入ってからは、「後期高齢者医療制度反対」の行動提起のビラ撒きを行う。一時間あまりの短時間で400枚のビラが受け取られるなど、街行く人びとの関心を集めた。
9月5日には、自民・公明、民主・社民・共産の各党に「後期高齢者医療制度を廃止せよ」と申し入れを行う。
その後、20人余の家族や車椅子の方も参加して、京都の繁華街・河原町通りをデモ行進。弱者いじめの「後期高齢者医療制度撤廃」「障害者自立支援法廃止」を夜の町に呼びかけた。
「世直しに定年無し!」
年金からの保険料強制天引きが始まった10月15日には、
三条河原町でビラ撒き行動。前日からの2日間で延べ800枚を配布した。
活動の輪も広がっている。
「10・19反戦・反差別・反貧困共同行動」のデモでは、
「反戦老人クラブ・滋賀」も登場し、
「世直しの運動に定年やリタイヤは無い」
「墓場まで運動を続けよう」
と老人パワーを遺憾なく発揮している。
構成:本誌編集部 (PeaceMedia 2009年1月号掲載)
Tags: デモ・ピースウォーク・パレード, 人間の尊厳・人権擁護・啓発, 反戦, 反戦老人クラブ・京都, 国際反戦デー, 米澤鐵志, 街頭アピール, 路上
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