2010.04.10

「逃散や不服従」メーデー 2010年4月29日(木)

【日時・場所】 2010年4月29日(木)
13:00 仏光寺公園
 (四条河原町交差点を二本南に行った仏光寺河原町を東)
14:30~ デモ
 (デモコース 仏光寺公園スタート 仏光寺公園解散)
*デモの後、交流会あり

【主催】 関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち
 反戦と生活のための表現解放行動
 京都大学時間雇用職員組合 Union Extasy


むかし農民は、厳しい年貢の取り立てにガマンできなくなったとき、
「逃散(ちょうさん)」と言って、みんなでよそに逃亡したり、家にこもって働かなかったりして抵抗したらしい。

どんな条件でも文句を言わず働け、金を稼いで自立しろ、それでお金を使いまくれ。貧乏ヒマなしは今も昔もかわらない。その「ちゃんと働いてひとりで生活する」っていうのが、どうにもうまくいかない。例えば、女性だからということだけで、誰かに養われろといわんばかりに低賃金で働かされるし、その上簡単にクビにされる。

経営者たちは、平気で私たちを「役立たず!」と罵ってくる。また、権力者たちは平気で私たちに切りつけてくる。私たちも自分自身を「役立たず」だと責めてしまうことはよくあるし、生きのびるために、だれかを傷つけたり、差別したりしている。おかしいな、イヤだなと思っても、なんか、世間は不安や不満や不信感だらけで、お互いが見張りあって、息が苦しくなっている。ささいな違いを突っつき合って、はみだすことを恐れ、息を殺して生きている。

私たちは、こんな社会から逃げ出したいと思うし、「逃げてもいい」と呼かける。「もうたくさんだ」と言って、勝ち組のつくったシステムから逃げ出そう。そして、「逃げてもいい」と呼びかけると同時に、服従しないこと、「闘うのもあり」だということも呼びかけたい。

4月29日のメーデーは路上に出て、働け、働けと人を追いつめ、生きる権利すらも奪うような人たちに、不服従の姿勢を見せつけよう。要領よく生きられなくても、はみ出してもいいじゃないか。自分たちどおしで傷つけあいたくない。生きのびよう。みんなで生きのびよう。

世間の〈はみ出しもの〉たちよ、集まろう。
ようこそ、「逃散や不服従」メーデーへ!

(企画案内より) 参照先:ユニオンぼちぼち

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