朝鮮学校の「高校無償化」問題を考える関西ワークショップ 2010年4月25日(日)
【日時】 2010年4月25日(日)14:00~17:00(開場13:30)
【場所】 同志社大学今出川キャンパス 明徳館M1教室
(市営地下鉄「今出川」下車、徒歩3分)
【入場無料】
【主催】 「高校無償化」措置を朝鮮学校に適用することを求める
大学教員の会
【問合】 msk_univ[@]yahoogroups.jp
- 司会、趣旨説明: 水野直樹(京都大学教員)
- 経過と現状について:駒込武(京都大学教員)
- 朝鮮学校保護者として:高龍秀(甲南大学教員)
- 今後の課題:大学教員、朝鮮学校関係者など
- 討論
さる3月31日、いわゆる「高校無償化」法案が参議院を通過し、4月1日より施行されました。今年2月になって突如浮上した朝鮮学校の適用除外案は、結論を留保されたまま、文部科学大臣の判断に委ねられることになりました。夏までに結論を出すといわれていますが、外国人学校のなかでも朝鮮学校だけが例外扱いとなったこと自体、不当な措置といわざるを得ません。
朝鮮学校の排除案をめぐっては、様々な方面から反対の声があげられました。今回のワークショップは、そのなかでも高等教育に関わる者としての立場から要請書を提出した大学教員有志が企画しました(*)。川端文科大臣は3月の国会答弁で、外国人学校への就学支援金支給の基準として大学入学資格を「一つの参考」にすると発言しました。実際、4月1日に告示された文部科学省令では、大学入学資格の認定基準が援用され、その結果、朝鮮学校は当初適用除外となりました。このように、大学の問題と「高校無償化」問題は深くつながっています。
そうした点も含め、朝鮮学校の歴史、積み重なってきた諸問題、現状、そして今後の課題を論じながら、何が問題の本質なのか、何をすべきなのかを考えていきたいと思います。関心ある方々の広い参加を呼びかけます。
(*) この要請書等については、下記のブログをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/mskunv/
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