2010.01.02

西日本入国管理センターに収容されている方の仮放免を求める署名 第2次署名開始 入管問題かんさい支援ネットワーク(かんさいネット)

皆様、
平素は在日難民や入管問題に関心を持っていただき、またご協力いただきありがとうございます。

2009年7月ごろから、西日本入管センターでは仮放免の準備ができている人に対して仮放免許可が出ず、難民申請者も含め長期収容状態になっています。密閉状態で時間的・空間的感覚を奪われつつあり、苦痛を与え続けている状態からぜひ解放させてあげてと署名活動を開始しました。

昨年12月22日、「西日本入管一斉面会」の申し入れ時に第1次集約で署名いただいた740筆を西日本入管に提出することができました。
ご協力ありがとうございました。しかし入管の態度はあまり仮放免に前向きな態度ではなく、私たちは更に怒りを覚えました。

私たちは2月21日(日)にこの問題を社会にもっと表面化するために集会を持ち、デモを行う企画を検討しています。署名もその後に提出する予定です。

第1次署名で署名していただいた皆様も、ぜひ周りの方に声をおかけください。
メールを転送してください。
さらなるみなさんのご協力が必要です。よろしくお願いします。

第2次集約日:2010年2月21日(日)
署名提出日:2010年3月初旬を予定


西日本入国管理センターに収容されている方の
仮放免を求める署名にご協力を

私たちは、「長期収容は人権侵害である」との立場から西日本入国管理センター(大阪府茨木市)の被収容者について、以前より以下の方の早急な仮放免を求め、活動してきました。

しかし、今年の夏ごろから、これまでなら仮放免となるケースでも仮放免申請が不許可となり、誰一人として仮放免がなされていません。このままでは、収容1年、2年は当たり前という5,6年前の悲惨な収容所に逆戻りしてしまいます。

私たちは特に以下の方についての仮放免を要請し、外界と遮断され密閉の中で時間的・空間的感覚を失い、苦痛を与えている状態から解放してほしいと申し入れたいと行動します。この現状をどうぞ理解していただき、ご協力よろしくお願いいたします。

私たちは西日本入国管理センターで次の状態にある被収容者の仮放免を要請します。

1) 難民申請者及び訴訟を起こしている方

2009年9月現在、全国の入国管理センターに150名以上の難民申請者が収容されています。法務省は、難民申請者の陳述書を翻訳がないからとして受け付けないなど、およそ認定機関の体をなさない貧困な難民制度を強要する一方で、国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)の「庇護希望者の拘禁は例外的措置にとどめるべき」との勧告や国会での2004年の付帯決議に反して、懲罰的、報復的収容あるいは難民としての立証を妨害するための収容を続けています。

また退去強制取り消しの裁判を起している被収容者については、劣悪な収容施設での収容が長期化し、拘禁症状が現れ、心身ともに悪化しています。

2) 日本人の配偶者及び在留資格(定住、永住)のある外国人の配偶者家族の結合と保護は万人の権利です。人権規約でも「家族の結合権」は保障されています。しかし、真摯な結婚であるにもかかわらず、入国管理局は、保護すべき価値を否定し、「偽装結婚」として、多くの外国人配偶者を長期に収容されています。

3) 収容継続のままでは適切な治療ができない罹病者、及び収容設備では腰痛など身体に支障がでる者

西日本入国管理センターには、内科医1名のみが勤務しています。収容が3ヶ月を過ぎると多くの方が心身の疼痛を訴えています。その中には内科医のみでは対応できない「病気」の方もいます。

収容が3ヶ月を過ぎると多くの方が心身の疼痛を訴えています。その中には高血圧症、胆石、子宮障害、脂肪種等の持病をもつ方がおり、収容所では適切な治療が受けられません。また足や腰に痛みのある方は入国管理センターの畳の部屋での行動が苦痛を伴っています。

2009年11月
入管問題かんさい支援ネットワーク(かんさいネット)

  • RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
  • (社)アムネスティ・インターナショナル大阪難民チーム
  • 西日本入管センターを考える会
  • TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
  • 日中友好雄鷹会大阪府本部
  • 日本ビルマ救援センター

第2次集約日:2010年2月21日(日)
 当日は「集会とデモ」を予定しています。
署名送付先:RAFIQ  (FAX可)
 〒569-0078 高槻市大手町6-24  FAX:072-684-0231
第2次署名提出日:2010年3月初旬を予定しています。

署名用紙をダウンロードしてください
(署名用紙のファイル名を変更しています。ご注意ください)

(呼びかけより抜粋)

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