2006.10.26

『へいわ屋漫筆』第4回 握手

 PM読者の皆さん、こんにちは。
秋の平和行事が目白押しで、締め切りを延ばしてもらったへいわ屋店主です。10月15日に行われた「ゆにかる祭」という多文化共生がテーマのお祭りにも、新作Tシャツを引っさげ参加することが出来ました。
へいわ屋の大切なデザイナーS氏(後日紹介予定)のデザインです。

へいわ屋 Tシャツ
“No Peace, No Life”

おかげさまで好評発売中!
半袖 1500円
長袖 1700円

【カラー:4種類】
 ベビーピンク、
 ベビーブルー、
 生成り、 黒

 色だしにこだわったので、工場から届いたのが祭りの2日前。おかげさまでなかなかの人気を頂戴しています。買ってくださった方ありがとう!!

 ゆにかる祭では、たくさんの人と「握手」をしました。普段、握手をする機会はあまりないので新鮮な気持ちです。店主が平和的活動をぼちぼちとやるようになったきっかけ(の一つ)にも、ある印象的な「握手」があります。

 あるデモに参加した日、集合場所で誘導をしていると、やはり参加されるらしい初老の男性が通り過ぎながら、「若い人らに頑張って貰わななぁ」としみじみと呟かれていました。「頑張るよ」という気持ちをこめて「おじさん握手して下さい」と言ったら、少し驚かれたようですが、店主の手を取って下さいました。その握手は驚くほど力強い、しっかりとした握手でした。店主はそれまで握手といえば、軽く手を握ってシャカシャカと振る、儀礼的なものという先入観があったので、この男性の握手にとても驚いたのを覚えています。店主も思わず強く握り返していたようです。「わしら戦争を体験してるからなあ」そう言いつつ遠ざかっていくおじさんは、確かに少し涙ぐんでおられました。

 名も知らぬ人との、数十秒の出来事でしたが、あの握手の強さは今も記憶に残っているし、へいわ屋の原動力になっているのです。

 さて、ゆにかる祭で握手できた人たちの中には、はるばるやってきてくれた、名古屋のへいわやさんがおられます。
今月の「へいわ屋オ友ダチ」コーナーでは、彼を紹介させて頂きましょう。

  *  *  *

「へいわ屋オ友ダチ」 「Pacetteria=へいわや」さん

 大きな眼が印象的な彼は、名古屋で「へいわな空間」をつくるべく活躍中の「Pacetteria=へいわや」さん。奇しくも「へいわ屋」と名前がほぼ同じなのも何かのご縁でしょう。虹色の小さな平和メッセージシールを製作してコンビニやレストランに設置したり、メルマガを発行したり。平和をテーマにした演劇の俳優さんでもある彼は「へいわ屋」と同じく、自分の考えで、自分の行動をおこなっておられます。

 「Pacetteria(パチェッテリア)はpace(イタリア語で平和)とterria(お店)を合わせた造語。パン屋のpanettriaのように。平和もパンと同じように生活に欠かせないものですね。」

 「そこへの参加者はみなpacetterie(パチェッティエーレ。へいわや)さん。はずかしがりや、寂しがりやetc.のように、平和の好きな人はへいわやさんなんですよ。」という言葉に感心したへいわ屋店主です。

HPも見に行って見てください!
http://pacetteria.spaces.live.com/

  *  *  *

(*「Tシャツ」デザイン画像について・お断り: ウェブ掲載に際して、データを圧縮しているため、実物よりも粗くなっています。何卒ご了承ください。)

(C)へいわ屋 2006年10月記 (PeaceMedia2006年11-12月号掲載)
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【お断り】 本誌ウェブサイトでは、「へいわ屋漫筆」第4回のように
記事と関連して「へいわ屋」グッズをご紹介していますが、
これらの通信販売は取り扱っておりません。予めご了承ください。

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