2012.05.01
[BM] 中日新聞:もんじゅ、電力浪費2万4千世帯分 :社会(CHUNICHI Web)
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「・・・夏に向けて電力が足りなくなると心配される中、発電もしないのに、膨大な電力を消費している施設がある。日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)。浪費する電力は年間8550万キロワット時と、ざっと2万4千世帯分の電力をまかなえる量だ。
もんじゅは、原子炉で出た熱を液体ナトリウムで受け渡し、蒸気をつくる。ナトリウムは水より熱伝導性がいいが、冷めると固まってしまう。そのため、作動していないときでも、ヒーターで200度まで熱して循環させる必要がある。
抱えるナトリウムは計1670トンで、普通の小学校のプールおよそ3つ分。これを回し続けるだけのために電力を食う。・・・」
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