2011.11.09
[BM] 広島・長崎原爆:「黒い雨」に1万3000人遭遇 – 毎日jp(毎日新聞)
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「・・・広島・長崎原爆で放射性物質を含む雨(黒い雨)に約1万3000人が遭遇したというデータを、原爆傷害調査委員会=ABCC、現・放射線影響研究所(放影研)=が得ていたことが分かった。黒い雨の人体への影響は分析されておらず、長崎県保険医協会(千々岩秀夫会長)は8日、「すみやかに分析し、情報公開してほしい」として放影研を所管する厚生労働相宛てに要望書を送った。
同協会の指摘を受けて放影研が明らかにした。
放影研によると、ABCCが1950年ごろから約12万人を対象に「寿命調査」(LSS)を実施。質問に「Was person caught in Fallout Rain?(放射性物質を含む雨に遭ったか)」との項目があり、1万3000人が遭遇したと答え、そのほとんどは広島被爆で、長崎被爆は約800人だった。
この質問項目と回答はデータベース化されておらず、近年になってコンピューターで線量を推定する研究の中でデータの存在が分かったという。・・・」
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