2011.10.10

[BM] 原発下請け労働者の惨状訴え 下京で写真家講演 : 京都新聞

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原発下請け労働者の惨状訴え 下京で写真家講演 : 京都新聞

「・・・原発での仕事に従事する下請け労働者を38年間追い続けた写真家樋口健二さん(74)の講演会が9日、京都市下京区のひと・まち交流館京都であった。労働者が使い捨ての物のように扱われてきたとして、悲惨な現状を訴えた。

原発労働には政官財などの支配層が底辺の労働者を送り込む「差別の構造」があると指摘。被ばくによる労災を訴えてもわずかな示談金で口を封じられるなど、「多くの労働者はぼろ雑巾のようにこき使われ、捨てられてきた」と話した。

写真では、防護服にマスク姿の労働者が原発の炉心の中で作業する様子や、被ばくで変色した皮膚、事故で亡くなった作業員の葬儀の様子などを紹介した。

福島第1原発事故以降、脱原発の動きが広がっていることについて「世の中がいい方向に変わりだした。私のやってきたことは無駄ではなかった」と語った。

講演会は京都市内で戦争や差別を題材にしたドキュメンタリー映画の上映を続けるピースムービーメント実行委員会が主催した。」

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