2011.03.07

緊急学習会 「エジプト1月25日革命」を歴史化する 2011年3月13日(日) 京都大学

12日付・中止のお知らせ

京都の岡真理です。
明日13日(日)、京都大学で予定されていた「<エジプト1月25日革命>を歴史化する」は、とりやめにいたします。

報告者のお二人が東京在住です。
昨晩の段階では、新幹線は運行するようなので、予定どおり開催という方向でしたが、その後、諸般の事情を考慮して、とくに現在、福島原発が予断を許さない状況にあることなども踏まえ、明日の学習会は中止することにいたしました。
以上、とりいそぎご連絡申し上げます。

学習会の案内の転送にご協力くださいましたみなさま、恐れ入りますが、このメールも転送いただければ幸いです。


【日時】 2011年3月13日(日)14:00~(13:30開場)
【場所】 京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟 地下講義室
地図
(キャンパスおよび会場建物の位置を地図でご確認の上、ご来場ください。)
【事前申込不要・参加費無料】
【主催】 京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡真理研究室
【共催】 インパクト出版会
【問合】 PJ21kyoto[@]gmail.com


プログラム

  • 第1部 14:00~16:15
    報告(1)長澤栄治「1月25日革命の行方」
    報告(2)栗田禎子「エジプト(民主革命)の意味するもの」
    (休憩)
  • 第2部 16:30~17:45
    ディスカッション&質疑応答
    (18:00 終了予定)

(主催者からのご案内より)

みなさま、京都の岡真理です。
チュニジアのジャスミン革命を受け、1月25日、青年グループの呼びかけで始まったカイロの民衆デモは、またたく間に全国規模の民衆蜂起に発展、治安部隊との18日間にわたる攻防の末、ムバーラク大統領は退陣、30年続いた独裁に終止符が打たれました。

「エジプト1月25日革命」と呼ばれるこの出来事はなぜ、起こったのか、それはいかなる意味で「歴史的事件」なのか、そして、この出来事は、私たちにとって何を意味するのか、エジプトおよび中東の近現代史を専門とされる長澤栄治さん(東京大学)と栗田禎子さん(千葉大学)を京都大学にお招きし、緊急学習会を開催いたします。
関心のある方は、この機会に、ぜひご参加ください。
(*どなたでもご参加になれます。)

(報告者プロフィール)
長澤栄治(ながさわ・えいじ)

東京大学東洋文化研究所教授。専門は近代エジプト社会経済史。
著書に『Modern Egypt through Japanese Eyes』(カイロ、メリット社、2009年)、『西アジア史1アラブ』(共著、山川出版社、2002年)、『東アラブ社会変容の構図』・『中東 政治・社会』(いずれも編著、1990,91年アジア経済研究所)、論文「少年が見たエジプト1919年革命」(『植民地体験』人文書院、1999年)ほか。

栗田禎子(くりた・よしこ)

千葉大学文学部教授。専門は中東・北アフリカ近現代史(とくに19世紀以降のエジプト・スーダン史)。
著書に『アリー・アブドッラティーフと1924年革命ースーダン革命の源泉の研究』(アラビア語、スーダン研究センター(カイロ)、1997年)、『近代スーダンにおける体制変動と民族形成』(大月書店、2001年)など。

(企画案内より)

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