2008.11.30

講演:池田浩士さん 2008年12月8日 「戦争に生き甲斐を!」の社会にさせるの ?!こんにちの貧困と抑圧を見つめなおす

第56回 戦争への道を許さない京都・おんなの集い

(*男性のご参加も大歓迎です!)
【時】 2008年12月8日(月) 18:00~20:00ごろ
【処】 京都府部落解放センター
 (地下鉄「鞍馬口」下車・烏丸紫明角)
【参加費】 500円
【主催】 戦争への道を許さない京都・おんなの集い連絡会
【問合】 事務局 075-981-4640(白井) 075-415-1030(篠原)


 世界的な大不況が近づいています。新自由主義で「自己責任」と称して保障のない非正規雇用が増やされ、金持ちが大もうけをして格差が拡大しました。いま各国政府は莫大な資金を投入して、巨大金融企業を救済しています。庶民は破産しても救済なんかしてくれないのに、なぜ大もうけをした資本家たちだけ救済するのか? あまりにも不公平ではないでしょうか?

 庶民が貧困に苦しんでいるのに、政府は9条改憲を狙い、戦争への予算投入をやめようとしません。麻生首相は集団的自衛権が行使できるように憲法解釈の変更を検討すると表明しました。そしてようやくイラクからの撤兵は決めたものの、イラクやアフガンに侵略する米軍などに、ただで給油し続けるための改定新テロ特措法を成立させようとしています。

 貧困に苦しむ米国の若者たちは、お金のためにイラク戦争に動員されています。かつて日本も世界恐慌の中でアジアを侵略し、若者が戦争に動員されていきました。戦争への道をなんとかとめなければ・・・。


池田浩士さんプロフィール

1940年大津市生まれ。
1968年4月から2004年3月まで京都大学勤務。
2004年4月から京都精華大学勤務。
「堅田9条の会」(大津市・志賀町)呼びかけ人。

池田浩士さんのコメント(抜粋)

「1929年10月下旬に始まって、東では満洲事変から大東亜侵略戦争の直接の引き金となり、西ではナチスの政権掌握の導火線となった20世紀の世界経済大恐慌に、掛け値なしに匹敵する資本主義の危機が顕在化しつつあるいま、……絶望的な若者達に用意された最後の生き甲斐が『戦争という生き甲斐』です。それを現実のことにさせない道を、遅ればせながら考えてみたいと思います。率直に意見を交わす場に参加させていただくのを楽しみにしております。」

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