『アメリカばんざい -crazy as usual-』上映&中井信介さんトーク (ピースムービーメント 2008年10月11日)
【時】 2008年10月11日(土) 18:25~21:10頃(開場18:20)
【処】 ひと・まち交流館京都 3階 第4・第5会議室
会場アクセス (河原町五条下がる東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
(京阪「五条」駅下車徒歩8分/地下鉄「五条」駅下車徒歩10分)
参加費 1000円
【主催】 ピースムービーメント実行委員会
アムネスティ京都グループ
【問合】 TEL:090-2359-9278(松本)
E-mail:ANC49871[@]nifty.com(山崎)
※予約制ではありませんので、なるべく早めに直接会場へお越しください。
- 18時25分~20時25分 上映
『アメリカばんざい crazy as usual 』(2008年/日本/DVD/120分) - 20時30分~ 中井信介さんのお話
『アメリカばんざい』の撮影クルーのお一人の中井信介さんに、
撮影に参加された時のお話や、
この映画への思いなどを、お話していただきます。 - 質疑応答
- 意見交流(予定) (21時10分頃終了予定)
タイムテーブル
映画紹介 『アメリカばんざいcrazy as usual』
映画公式サイト http://www.america-banzai.com/
ホンモノのブートキャンプはこれだ!
そこはダイエットの場ではない!
正しい兵士を作る場所!
『アメリカばんざい -crazyas usual-』は、ドキュメンタリー作家の藤本幸久が“戦争の入口と出口”を追ったドキュメンタリーだ。
2005年に「Marines Go Home~辺野古・梅香里・矢臼別』を完成させた藤本は、取材を通じて多くの若いアメリカ兵と知り合った。
「彼らはどこから来て、なぜ兵士になったのか?」。その疑問を追い求めるため、2006年7月から2008年4月にかけ、7回にわたって渡米。のべ200日間に及ぶアメリカでの取材・撮影を繰り返し、本作を完成させた。
2008年3月20日、イラク戦争は開戦5周年を迎えた。そんな中、「イラク戦争NO!」と声を上げるアメリカ人も増えている。これまでいずれの戦争でも他国を戦場にしてきたアメリカで、本当の戦争を知っているのは兵士だけである。イラク開戦時とは異なる今のアメリカの変化を生み出す契機となったのは、現役兵士や帰還兵、その家族達の命がけの「NO」だ。それ故に、アメリカは新兵獲得に躍起になっている。テレビでも映画館でも宅配ピザの箱でも「軍隊に入ろう」のキャッチコピーが踊っている。
そして、その矛先の多くは、貧困層に向けられる。兵士になる名目は「志願」だが、その実態は格差社会がもたらす「貧困徴兵制」。軍事大国アメリカの真実の姿は、日本に生きる私たちとも決して無縁ではない。
- 監督:藤本幸久
- インタビュアー:影山あさ子
- ナレーション・プロデューサー:小林三四郎
- 撮影:栗原良介/中井信介
- 音楽:川端潤
- 配給:森の映画社/太秦
中井信介(なかい しんすけ)さんのプロフィール
ビデオ・ジャーナリスト。1967年生まれ。1993年より、フィリピンや「北方領土」などの民衆の暮らしを取材し、新聞、雑誌、ニュース番組の特集などで報道する。1996年、第1回アジアウェーブ賞受賞。
2004年、フィリピンの米軍演習場跡地に暮らす不発弾被害者を描いた
ドキュメンタリー映画「クアリ」を制作(2006年、ソウル人権映画祭に出品)。
近年は、韓国の平澤米軍基地の拡張問題を取材。
RKB毎日放送制作「テチュ里の灯火」撮影。短編ドキュメンタリー「がんばれ! ファンセウル」制作(国際人権教材奨励事業AWARD2006受賞)。
2007年『アメリカばんざい』の撮影を一部担当されました。
中井信介さんのHP
http://homepage3.nifty.com/tewatashipress/
映画へのコメント
心の傷とは、静かな声で、かろうじて語られるものだ。カメラがそれを受けとめるクッションになる奇跡の瞬間、地獄の縁をのぞきこむ番が、わたしたちに回ってくる。
(池田香代子・翻訳家)「戦争」とは、「大学に行きたい」という夢を持った10代の若者に、人を殺させることなのだ。そしてその「貧困による徴兵」は、この国の近い未来の風景と重なるのはわたしだけだろうか。
(雨宮処凛・作家)
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Tags: アメリカばんざい, ジャーナリズム・ジャーナリスト・報道・記者, ピースムービーメント, 映画上映・資料映像
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