2010.03.28

NDU+NDS作品上映
「彷徨する魂を追う NDUからNDSへ」 
2010年5月1日(土)~14日(金) 大阪シネ・ヌーヴォ

【会期】 2010年5月1日~2010年5月14日
【会場】 シネ・ヌーヴォX
【前売り】 1回券800円、3回券2400円、フリーパス8000円
 前売り券は劇場窓口、にて好評発売中!
【当日】 1000円
* 連日朝より当日分の整理番号付きの入場券の販売を開始します。
ご入場は各回10~15分前より整理番号順となりますので、
前売り券なども受付にて入場券とお引き換えください。
各回完全入れ替え制となりますのでご注意ください。

【主催】 NDS、シネ・ヌーヴォ
 シネ・ヌーヴォ http://www.cinenouveau.com/
 NDSブログ http://karasunazenakuno.blog29.fc2.com/
【問合】 nds-2010osaka[@]hotmail.co.jp


人として生きる権利を奪われた者、奪われた事実さえ無かったことにされようとする者達の、可視化されることのなかった姿が浮かび上がる

関西発、若手ドキュメンタリー集団登場。
大阪・西成を拠点とするNDSの旗揚げ上映!
大阪市・九条シネ・ヌーヴォにて一挙公開!!

このたび、ドキュメンタリー集団であるNDU(日本ドキュメンタリスト・ユニオン)とNDS(中崎町ドキュメンタリー・スペース)は、両作品の上映会を行うことが決定いたしました。5月1日(土)から14日(金)の間、二週間かけて一挙作品上映を行います。新作二作品「空っ風~千里開発・RCの陰謀~」、そして「遺言なき自死からのメッセージ」の初のおひろめとなります!

  • 2009年山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波正式招待作品「長居青春酔夢歌」(監督:佐藤零郎)
  • ヒロシマ平和映画祭招待作品「中村のイヤギ」(監督:張領太)
  • ゆふいん文化・記録映画祭上映作品「釜の住民票を返せ!」(監督:金稔万)などを含む前15作品一挙上映!!

 NDSとは、大阪・西成を拠点とする若手ドキュメンタリー集団です。これまでわたしたちは、長居公園の強制執行や千里ニュータウン建替え問題にともなう強制執行といった、生存の場所を奪われる瞬間を記録し続けてきました。1970年代学生運動の現場から出現し、沖縄からアジアへと渡り流浪する人々の姿を撮り続けてきたNDUもまた、そうした生存の場を奪われようとする者、奪われた事実すらなかったことにしようとされる者たちの、可視化されなかった姿を映し出しています。

 最近ではデジタルビデオを使って誰でもドキュメンタリーをつくれるようになりましたが、わたしたちはかつてフィルムの時代に行われていた集団による制作過程を大事にしたいと思っています。それぞれ個人が内にこもっていくような現代社会の中で、ドキュメンタリーもまた自分の身の回りの出来事を追っかけるようになってきているように感じます。そんな中でわたしたちNDSは、フィルム時代に行われていた集団制作を行うことを通し、グループ内で議論や互いの作品の批評をしあうことによって、制作段階からより社会に開かれた表現をしていきたいと思っています。

 今回の上映会では、2009年山形国際ドキュメンタリー映画祭のアジア部門において655作品の中から正式招待作品に選ばれた「長居青春酔夢歌」(監督:佐藤零郎)や、ヒロシマ平和映画祭招待作品である「中村のイヤギ」(監督:張領太)、ゆふいん文化・記録映画祭上映作品「釜の住民票を返せ!」(監督:金稔万)といった既に各地で上映がくり返されている作品群に加え、NDS初の集団制作である「空っ風~千里開発・RCの陰謀~」(監督:中村葉子)、そして梶井洋志監督による「遺言なき自死からのメッセージ(仮)」(NDS)の二作品初上映が決定、さらにNDUの諸作品や招待作品も含めた全15作品が一挙上映されます。


上映作品

NDU

  • 「bastard on the border 幻の混民族共和国」
  • 「アジアはひとつ」
  • 「パレスチナ76-83 パレスチナ革命からわれわれが学んだもの」
  • 「沖縄エロス外伝・モトシンカカランヌー」
  • 「風ッ喰らい時逆しま」
  • 「倭奴へ 在韓被爆者・無告の二十六年」
  • 「鬼ッ子 闘う青年労働者の記録」

NDS

  • 「中村のイヤギ」
  • 「釜の住民票を返せ!」
  • 「空っ風 ~千里開発・RCの陰謀~」
  • 「(仮題)遺言なき自死からのメッセージ」
  • 「長居青春酔夢歌」

招待作品

  • 「雲の上」「空族」・富田克也監督
  • 「FURUSATO 2009」「空族」
  • 「へばの」木村文洋監督
  • 監督来場トークあり!

NDU・NDSについて

NDU(日本ドキュメンタリストユニオン)
NDUは、「早大150日間ストライキ」を担った早大中退者を中心に1968年に結成された。その映画づくりは小川プロ、土本典昭らと同時代にあって学生運動高揚期から長期にわたって闘争の現場を撮り続けてきた。その視線は学生運動とベトナム反戦でもりあがる新宿から、沖縄―台湾―朝鮮へと歩を進め、国境をまたいで流浪する労働者の姿を追い続け、“アジア”への視点を独特の地平から切り開いていったといえる。

NDS(中崎町ドキュメンタリー・スペース)
NDSは映画監督・原一男氏による「ドキュメンタリーする快楽」(2006年春~2007春)講座を受けていたメンバーの集まる場としてはじまった。講座終了後も、自分たちで製作途中の作品をともに批評し合いながら切磋琢磨してきた。中崎町にあったそんなスペースをいつしかNDSと呼ぶようになったのである。皆既存の枠に収まることを拒んだ者達だ。住居・人として生きる権利を奪われた者、奪われた事実さえ無かったことにされようとする者達の、可視化されることのなかった姿を浮かび上がらせようと、カメラを回す。現在、中崎町にあった事務所を西成区の釜ヶ崎に移し、劇映画を企画している。現在では珍しい若手ドキュメンタリー制作集団。

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