2008.12.02

日本と朝鮮半島の次代を創る学生フォーラム2008 in 関西 企画趣旨

(関連・参照 ⇒ 企画概要・プレ企画案内
【主催】 日本と朝鮮半島の『次代』を創る学生フォーラム2008 in 関西
http://ameblo.jp/j-kforum2008/
【問合】 nittyou_kansai@yahoo.co.jp

 今、東北アジアを巡る情勢は、米朝関係や南北関係の進展により、大きく変動しています。
 六者協議の進展に伴い、アメリカが朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)に対する「対敵国通商法」の適用を除外し、「テロ支援国家指定」を解除したことに象徴されるように、米朝関係は紆余曲折を経ながらも一歩一歩着実に進展しています。

 また、南北朝鮮を巡る情勢も、一時的な停滞や困難はあるものの、分断時代から統一時代へと向う歴史的流れに変わりはありません。

 このように地球上最後に残った朝鮮半島の冷戦構造は崩壊へと向かい、東北アジアは平和と繁栄の新たな時代に突入しようとしています。

 このような中、日本と朝鮮半島の関係も、「不信」と「対立」の関係から「友好」の関係へと大きく転換させなければなりません。

 現在の日本と朝鮮半島の関係を見てみると、日本と共和国との関係は、去る10月に日本が共和国に対する制裁措置の延長を発表したように、依然として最悪の状態を脱していません。

 また日本と韓国の関係も、21世紀に入り一見好転したかのように見られるものの、「従軍慰安婦」問題や竹島(独島)問題など、日本の歴史認識を巡って未だに対立が続いています。

 今こそ私たちは、過去の歴史に真摯に向き合い、不幸な歴史を清算し、日本と朝鮮半島の未来に向けた新たな友好関係を構築していかなければならないのではないでしょうか。

 そのためにも、今何が問題なのか、何を直視するべきなのか、 そしてどのような友好関係を構築していくべきなのかに対する「視点」が重要であると考えます。

 私たち「日朝友好学生の会」はこのような立場に立ち、「今、求められる視点」を総合テーマに関東、関西、愛知、広島、九州の5箇所で本フォーラムを開催することになりました。
 本フォーラムが、日本と朝鮮半島の真の友好関係構築、そして東北アジアの平和と安定のための一助になれば幸いです。

*「日本と朝鮮半島の<次代>を創る学生フォーラム2008」は、「今、求められる視点」のテーマの下、関東、関西、愛知、広島、九州の5箇所で同時に開催されます。(日付は開催地により若干異なります。)

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