2010.08.31

「冬の兵士Ⅱ」上映会 2010年9月11日(土)ピースムービーメント

【日時】 2010年9月11日(土)
 18:30~ 『冬の兵士Ⅱ』上映開始 (開場18:20) 
 上映終了後フリートーク(感想・意見交流)
【場所】 ひと・まち交流館京都 第4会議室(3階)
【参加費】 500円
【主催】 ピースムービーメント実行委員会
【問合】 TEL:090-2359-9278(松本)
 Eメール anc49871@nifty.com(山崎)


2001年9・11 ツインタワーに2機の飛行機が突撃し
タワー崩壊のセンセーショナルなニュースは世界を激震させ
テレビにくぎ付けになった多くの人々は不吉な時代の恐怖を予感した

『対テロ戦争』という「説明を要しない」一方的な国家テロが
世界を暴走する時代が幕を開けて行った。
その戦争とは一体何であったのか。
帰還した米兵の証言活動が鋭く問う

『動くものはすべて撃て!』
エスカレートし暴走する軍命
紙袋を持った女性は標的となり
真夜中の一斉艦砲射撃は花火見物と化し
火柱に小躍りする兵士たち

そこにはモラルはなかった
これが『正義の戦争』??
戦争の愚かしさに気付いた兵士たちは
帰還後 反戦の旗を翻し
彼らは自らを「冬の兵士」と名乗った
そのメンバーのアダムとリックは来日し
戦場体験を語り勇気をもらった旧日本兵は語りだす・・・
(京都集会の映像も少し登場します)


監督:田保寿一:(ジャーナリスト)

1950年富山県生まれ。91年、番組「ザ・スクープ」のスタッフとして湾岸戦争終結直後のクウェートを取材。米軍が主張したイラク軍が原油を流し水鳥に被害が出たという報道が、実は米軍の空爆でクウェートの石油精製施設が破壊され、原油が流出したものであることを明らかにした。
2003年10月からイラクで取材。ファルージャなどのスンニ三角地帯を日本メディアとして初めて取材。ムクタダ・サドル師を取材しインタビューに成功。同年12月に再びイラクを訪れ高遠菜穂子さんの協力のもとストリートチルドレン、サマワの現状、ドーラの空爆等を取材。2004年3月、三度目のイラク取材。核施設と言われているツワイサの現状とサダム時代の秘密を取材。
ナジャフ、サドルシティでの戦闘を取材中に事故に遭い、帰国。2006年からイラク帰還兵たちと連絡をとり始める。2008年3月、帰還兵たちによるウインターソルジャー(冬の兵士)と名づけた公聴会を取材。

『冬の兵士(Winter Soldier)』とは、1971年ベトナム戦争時に当時の帰還兵たちが開いた公聴会の名前で、帰還兵たちはそこでベトナムで残虐な殺戮が行われていると証言、軍の撤退を要求した。それにならい、反戦イラク帰還兵の会が、2008年3月13日から16日まで、ワシントンDC近郊の全米労働大学で集会を開き、約50人の帰還兵がイラク戦争での体験を証言する。反戦イラク帰還兵の会は、イラクからの軍の無条件即時撤退、帰還兵の福祉の実現、イラクへの賠償を要求している。日米マスコミが全く取材しなかったこの証言集会を録画し、全米各地に訪ねて得た証言と共に「冬の兵士・良心の告発」を制作した。

映画「冬の兵士・良心の告発」
http://wintersoldier.web.fc2.com/

(企画案内より)

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