2010.05.02

吉 元玉(キル・ウォノク)さんの証言を聴く会 旧日本軍性奴隷制(「慰安婦」)問題の解決のために アジアと日本の未来のために 2010年5月16日(日)

【日時】 2010年5月16日(日)14:00~16:00(開場13:30)
【場所】 長岡京市立中央公民館 3階市民ホール(京都府)
 (阪急「長岡天神」駅 西口から徒歩7分)
(*当日は駐車場の満車が予想されます。公共交通機関でお越しください)
【参加費】 一般500円 学生無料
【主催】 5.16京都証言集会実行委員会
 (「慰安婦」問題を考える市民の会、
 アムネスティ・インターナショナル日本「慰安婦」問題チーム、
 日本軍「慰安婦」問題関西ネットワーク)
【連絡先】 075-957-7142(オハラ)


  • 証言:「真実を知ってください」
    旧日本軍性奴隷制被害者 吉元玉(キル・ウォノク)さん
  • 講演:「ハルモニたちの近況と韓国での運動の現状」
    韓国・挺身隊問題対策協議会常任代表 尹美香(ユン・ミヒャン)さん

想像してみましょう。70年くらい前のこと。
日本の植民地にされた朝鮮半島で、13歳の女の子が、出稼ぎに誘われ貧しさを少しでも楽にしたいと、親にも告げず、働く決心をしたこと。それがウソだと知ったときの気持ち。日本軍の「慰安所」に閉じこめられ、毎日レイプと暴力が襲ってくる恐怖と悔しさ。戦争が終わって、「慰安所」から出られても、心も体も、そのとき受けた傷から解放されることはありません。

いまだに被害女性たちに、誠意ある謝罪と補償をしていない日本政府。
彼女たちは大変高齢にも関わらず、「二度とくり返してはならない」と日本政府を相手に闘い続けています。そして、毎年たくさんの方が、悔しさを抱えたまま亡くなっています。
DV、セクハラ、レイプ、ポルノ、賃金格差…性暴力が浸透している日本は「慰安婦」問題を放置し続ける日本と、無関係ではありません。多くの方に、被害女性の本当の声を聞いてほしいと思っています。ぜひ、ご参加ください。


吉元玉(キル・ウォノク)さんプロフィール

1928年生まれ。13歳(満11歳)の時、お金を稼がせてやるとの言葉に騙され、親にも知らせずについていった。日本軍の「慰安所」に監禁され、軍人に強姦される毎日を送る。
1945年、韓国に帰ったが、南北分断のため故郷平壌には帰ることができず、親戚もいないまま一人で暮らし始める。
1958年、養子を迎える。1991年、韓国で被害女性が名乗り出はじめても、はずかしいことだと明らかにすることができずにいた。
1998年、70歳を迎えたとき、テレビで水曜デモ(日本大使館前で被害女性が1992年から毎週おこなっている抗議行動)の様子を見て、嘆く姿を家族に見られ、家族も知ることになり、勇気を出して申告。以降、積極的に水曜デモにも出て、EU議会で証言するなど、世界各国の若者たちに、戦争に反対し平和と人権実現のため努力することを訴える活動を続けている。


前日には、高槻で証言集会があります

5・15 証言集会 in 高槻
キル・ウォノクハルモニを韓国からお迎えして

【日時】 2010年5月15日(土)13:30開場 14:00~16:00集会
【場所】 高槻現代劇場 3階 305集会室
 (阪急「高槻市」駅 南口から徒歩5分)
【参加費】 500円 (高校生以下無料)
【主催】 5.15証言集会in高槻実行委員会 Tel.080-6185-9995

(企画案内より)

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