2009.09.05

朗読劇 The Message from Gaza ガザ 希望のメッセージ 2009年9月11日(金)

【日時】 2009年9月11日(金)開場18:15 開演19:00~20:30
 *書籍やパレスチナの刺繍製品も販売いたします。
【場所】 多目的カフェ「かぜのね」 http://www.kazenone.org
 出町柳駅(京阪・叡電)より東へ進み、
 1本目の路地を下る(両駅より徒歩1分)。
【出演】 「国境なき朗読者たち」
【参加費】 学生300円 おとな500円
 *会場の都合により、参加ご希望の方は下記へご予約ください。
 先着25人。
【主催】つばめクラブ
 メール keukmi[@]yahoo.co.jp
 電話090-3286-0523 (あんどう)


Why we wanna play?

昨年暮れから1月にかけて、ガザがイスラエルに攻撃されました。攻撃は日々、エスカレートし、ついには水をかけても鎮火せずに皮膚を焼き続ける白リン弾まで使われました。150万もの人々を出口のない空間に閉じ込めて袋のねずみ状態にして 一方的に破壊し殺戮する。そんな信じられない攻撃にガザの人びとは3週間にわたり見舞われたのです。1400もの命が奪われ、大勢の人々が傷つきました。
そうして初めて、私たちは、「ガザ」に出会った…。

ガザの住民の大半が難民たちです。難民となってこの61年のあいだに、彼らはパレスチナで、レバノンで、ガザで、まるでエンドレス・フィルムのように、繰り返し このような破壊と虐殺を生き続けてきました。

破壊と虐殺のなかで、みずからの命を賭して、今、そこで起きていることを世界に知らせようとした人たちがいました。そこには、この現実を知れば、人は決してこんなことを許しはしないという思いがこめられています。それは、この信じがたい殺戮のなかにあって、それでもなお、人は決して他者の痛みを見捨てたりはしないというメッセージ、人間が善なることを、世界が善なることを信じる、希望のメッセージです。

「忘却が次の虐殺を準備する」――韓国のある詩人の言葉です。
あれから8ヶ月がたって、ガザはもう報道されません。
ガザは再び忘却の淵に沈もうとしています。忘却にあらがい、このエンドレス・フィルムに「ジ・エンド」の文字を刻むために、ガザから私たちに向けて発せられた希望のメッセージを聞きとどけたい、そんな思いでこの朗読劇を作りました。その思いを多くの方と分かち合えれば幸いです。

(国境なき朗読者たち おか まり)


Who is “国境なき朗読者たち”?

2009月8月13日、イラク帰還兵たちの証言集『冬の兵士』(岩波書店)の出版記念朗読会(@かぜのね)に集い、「肉声の力」を体験した者たちから有志がふたたび参集。聴き手の想像力を借りて成立する「朗読空間」の魅力と可能性をもういちど体験し、深め合いたいと考えます。


Another Event information
イラク帰還兵証言映画『冬の兵士』上映+証言集会

【日時】 2009年9月21日(月・祝)開場18:20 開演18:30~21:00
【場所】 ひと・まち交流館京都(大会議室)
【主催】 ピースムービーメント実行委員会
 090-2359-9278(松本)

MLより転載

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