2011.04.09

周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会 2011年4月9日(土)

【日時】 2011年4月9日(土)13:30~16:45(開場13:15)
【場所】 大阪社会福祉指導センター 5階 多目的ホール
 (机あり200名、イスのみの場合300名)
 (地下鉄「谷町6丁目」4番出口 徒歩 約5分)
【参加費】 700円(一般)300円(大学生以下)
【主催】  グリーン・アクション
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
【参照先】 (詳細情報:グリーン・アクション)


福島第一原発の事故による、放射能汚染と住民、労働者の被ばくは、日々深刻になっています。いま最も急を要するのは、原発周辺住民の生命と健康を守るために、避難地域を拡大し、具体的な手だてを講ずることです。とりわけ放射線の影響を受けやすい妊婦や乳幼児が優先されるべきです。

内容(予定)

  • 今中哲二さん(京大原子炉実験所 助教)
    チェルノブイリ事故の汚染実態からみた、
    福島県内の放射能汚染の状況
  • 阪上 武さん(福島老朽原発を考える会)
    福島第一原発の深刻な事故
  • 主催者からの提起と討論
  • 厚労省交渉等を踏まえて、当面の運動の提起と討論
  • 各団体・個人の取り組みの交流など

放射能汚染は、大気、土壌、水、野菜、原乳、そして海にまで広がっています。とりわけ原発から北西40㎞の飯舘村の土壌汚染(セシウム)は、チェルノブイリ事故時の強制避難区域の数倍にも達しています。事故は週間たっても収束の目処さえたっていません。それどころか核燃料が溶融し、圧力容器までもが損傷し、高濃度の汚染水がタービン建屋に流れ込むなど、事態は一層悪化しています。むき出し状況になっている使用済燃料プールからは、放射能が放出し続けています。

それにもかかわらず、政府は避難区域の拡大を行うことなく、20~30㎞圏内でさえ、「屋内退避」「積極的自主避難」のままです。避難させるのではなく30㎞圏内にとどめて、欺まん的な健康診断でごまかしています。高濃度に汚染された野菜などを食べても、大気中の放射線量が上がっても、「直ちに人体に影響ない」「長期間汚染が続くか状況を見極める必要あり」等と、3週間も「安全宣伝」を繰り返しています。内部被ばくの危険や、晩発性のガンや白血病等々の健康被害のリスクを全く語りません。周辺住民や農業や酪農に従事する人々の不安や恐怖、苦悩を全く省みることもない無責任をこのまま許すわけにはいきません。

政府、電力・原子力産業、学者、マスコミを総動員した「原発の安全神話」は、取り返しのつかない犠牲を伴って崩壊しています。生きるためには、脱原発に政策を転換させるしかありません。

ゲストの報告やこれまでの取り組みを踏まえ、いま私たちは何をなすべきなのかを討論し、具体的な方向を見いだしていきましょう。

(企画案内より) ⇒詳細参照先

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