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2009.07.18

『詩の生まれる場所』 竹村正人 第9回 就活

〈人間〉はつねに加害者のなかから生まれる。被害者のなかからは生まれない。人間が自己を最終的に加害者として承認する場所は、人間が自己を人間として、ひとつの危機として認識しはじめる場所である。
―――石原吉郎 (さらに…)

2009.04.30

『詩の生まれる場所』 竹村正人 第8回 途上

<無視><否定><嘲笑>という、日本社会が今も取り続けている態度が、被害女性にとっては暴力そのものであるならば、その正反対の態度をもって彼女達に向き合うことが、最大限、私たちにできることなのではないのだろうか。
―――村上麻衣 (さらに…)

2009.03.08

『詩の生まれる場所』 竹村正人 第7回 学校

朝鮮人にとって学校はまさに「解放」そのものであった

―――鄭栄桓

 韓流ブームに肖って昨年末から『朝鮮新報』をとっている。2月23日の紙面には、川崎朝鮮初級学校を訪れた日本の学生らの感想文が載っていた。立命館の院生が記した「否定しようもない美しさ」という言葉が、この記事の大見出しになっている。この言葉、例えば映画『ウリハッキョ』を観た人なら共感できるかもしれない。古びた校舎から溢れ出るアウラの源とは一体なにか。 (さらに…)

2009.02.02

『詩の生まれる場所』 竹村正人 第6回 朝鮮

家族を養い、生き抜かんがために、職場や学校や家庭で私たちは「通称名」を使わざるを得ない悔しい毎日を送っている。しかしだからこそ逆説的に、私たちは朝鮮人であるという民族の尊厳と価値を是が非でも守りたいと願う。そのために闘う。これは、在日同胞への呼びかけであり、私自身への自省である。

―――鄭祐宗 (さらに…)

2008.12.14

『詩の生まれる場所』 竹村正人 第5回 便所

タバコは登録制でないと自由に購入できなくなります。未成年、不埒な子供が買えないようにするため、だそうです。「女・子供」にはますます手ひどい。けれでも、仕打ちが手ひどくなればなるほど、私たちは抜け目なくなってゆく。

―――松本真理 (さらに…)

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