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2009.07.17

かげもん 『京都というまちを考える試み。』第15回 
詩人の京都

 以前、このコラムで取り上げた気鋭の冊子『PACE』の第五号が発行された。特集は「われら詩人」だ。詩というと、ちょっと引いて考える人も多いかも知れないけど、この冊子は、いわば何かハードルが高そうな詩のイメージを超えて、詩をすべての人に開いていく試みである。この文の最後に勝手な感想を書いてみたい。 (さらに…)

2009.04.29

かげもん 『京都というまちを考える試み。』第14回 
とてもしょぼい入場料都市

 私が9ヶ月ぶりに京都に住み始めたのは、今年の2月であるけど、とても驚いたことがある。それは自転車置き場の有料化である。御池通りの広い歩道に自転車専用の柵ができていて、そこに金を払って自転車とめるのだ。あのシステム自体にけっこう金がかかっていそうで減価償却できているか心配になる。 (さらに…)

2009.03.13

かげもん 『京都というまちを考える試み。』第13回 
学費無償化の喜びと未来

 1月25日に行われた集会とデモのテーマは、学費タダと日本学生支援機構(旧育英会)による奨学金返済を3ヶ月以上滞納した人の個人情報を金融機関に通知するというブラックリスト化反対の2つだった。「奨学金は借金だから、借りたカネを返さないならブラックリスト化は当然だ」という論理に反対する学生・院生・滞納者・フリーターたちが集まった。 (さらに…)

2009.02.02

かげもん 『京都というまちを考える試み。』第12回 
デモでできること

 私は半年間、大韓民国ソウルに暮らし、デモにしょっちゅう参加した。
2008年6月、ソウルでは毎日デモが行われ、中心部の道路はデモで埋めつくされた。アメリカ産牛肉輸入反対を叫んだ中高生から火がついた動きは、6月の段階で100万人の人々が街に出る事態となった。私はその盛り上がりのまっただ中へとびこんでいった。ここに記すような出来事を、人々は起こしうるし、私が体験してきた以上のことを、私たちは起こしうる。

 私はしばらくソウル中心部の信号と地下道の位置を知らなかった。
デモで車が通らないからだ。だから、10車線以上ある道といっても、車線という概念はなくなる。車道はデモにおいては単なる広場であることを実感する。 (さらに…)

2008.05.21

かげもん 『京都というまちを考える試み。』第11回 
とにかく鴨川条例廃止を!

 晴れた日曜日、出町柳の三角州でバーベキューをした。気持ちよい晴れた日には、大学のサークルやら、様々な人がバーベキューをしていた場所だが、今年は人が少ない、というかほとんどいない。日曜日の昼下がり、こんなに三角州に人がいないことなんてかつてあっただろうか。 (さらに…)

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